1Q NOTE

独学で1級建築士を目指してみる記録

2020『1級建築士試験』勉強記録 089

2020『1級建築士試験』勉強記録 089

 

今週(2020年4月13日(月)~2020年4月18日(土)) 、項目別勉強をした内容は、以下です。

 

1.『『施工』から、01-施工計画 その5

 

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⑬ コンクリートポンプの機種選定(28113/21012)

  軽量コンクリートをポンプを用いて圧送する場合

  → 骨材の圧力吸収によるスランプ低下や輸送管内での閉鎖を生ずる恐れがあるため、在京面では骨材の事前吸水、調合面では単位セメント量および細骨材率の補正、施工面ではコンクリートポンプ車の機種の選定・有資格者の配置および配管計画を適切に定めることが大切

  → 特に高所圧送や長距離圧送の場合には、配管径を5インチ(125mm、呼び寸法125A)以上とするなどのはいりょが必要

  → 配管径を大きくし、粗骨材の含水率の管理に十分配慮すけば200mを超える高所に中継ポンプをなしで圧送したり、実強度40~50N/㎟の軽量コンクリートを実構造物の高所(120m)に圧送することも可能

⑭ PCBの保管(30023/20034)

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法建築物の解体工事において、PCBを含有する電気機器(蛍光灯器具の安定器等)がある場合、事業者(所有者)は、原則として当該PCBが処理されるまでの間、確実かつ適切に管理し、事業者(所有者)の責任において処分しなければならない

→ 事前調査で発見された場合、当該所有者に引き渡す

⑮ 標準仕様書(24012)

  建築物の質的水準の統一や設計図書作成の合理化を図ることを目的として、工事に使用される材料、工法、試験方法等の標準的な使用について、あらかじめ作成されたもの

⑯ 設計図書(25012)

  設計図書に選ぶべき専門工事業者の候補が記載される場合は、その中から選定するものとし、記載がない場合は設計図書に示された工事の内容品質を達成し得る専門工事業を選ぶ

⑰ 切張り工事(25013)

  盤圧計の設計位置は、腹起しと切り張りの接合部に設置する。盤圧計を切りばりの中央に設けること、腹起しから盤圧計までの距離が長くなり、その間で荷重がつなぎ材や直角方向の切りばりなどに吸収されてしまい、全荷重を示さない

  → 山留支保工の安全上からも望ましくない

⑱ 監理者の承認を受けるべき事項

  1)工事生産に先立ち、製作図・製作要領書・製品検査要領書・生産工程表等・品質管理要領書など工場生産者に作成させ、監理者に提出し必要に応じて承認を受ける(27012/16021)

  2)工事を着工する時点において、基本工程表、総合施工計画書、工事種別施工計画書を含む施工家企画書を作成し、速やかに管理者に提出し、承認を受ける(22013)

    → 基本工程表には、実施する工事の進捗が理解できる程度に記載し、工程に合わせて必要になる施工図・見本などの承認、検査、立会等の日程を記入したものとする。また、『気候、風土などの影響』『施工計画書の作成及び承認の時期』『試験の時期及び期間』、『仮設物の設置期間などを考慮する必要がある』

⑲ 根切り工事(28022)

  掘削面の高さが2m以上になる地山の掘削作業には、作業主任者の選任が必要

⑳ 材料管理(29021)

  呼び径150㎜以下の硬質ポリ塩化ビニル管を屋外で保管する場合は、ビニル管の反りや変形防止のため、通気性のよいシートで覆い直射日光を避けた平坦な場所に各材の上に井桁積みで、その高さが、1.5m以下とする

㉑ 施工要領書(22011)

  工種別施工計画書は工程の施工の着手前に、総合施工計画書に基づいて、工種別の施工計画を定めた者で、施工要領書と呼ばれるものを含む

  → どの工事にも共通的に利用できるように便宜的に作成されたものではなく個別の工事について具体的に検討し作成しなければならない

㉒ 基本工程表(12014)

  表に表す主な事項及び工程表作成に当たって考慮すべき主な事項は次のとおり

  1)気候、風土、習慣等の影響

2)施工計画書、製作図及び施工図の作成並びに承諾の時期

3)主要材料などの現場搬入時期

4)試験の時期及び期間

5 検査及び施工の立会を受ける時期(監督職員、検査職員、特定行政庁、消防署等)

6)電気設備及び機械設備並びにそのほかの工事工程(特に大型機器の搬入時期等)

7)各仮説物の設置期間

8)上記の各事項に対する余裕

㉓ 鉄骨工事工程計画(16025)

  工作図は、設計図書に示された意図を詳細に展開して、明示し、製作・建方に対する指示書的役割を果たすもの

  → 一般図、基準図、詳細図(製作図)などがある

  → 詳細図:鉄骨製品ごとに詳細形状(貫通スリーブの寸法・位置など)も記入されているので、設備工事における検討は工作図の作成、承認前に行わなければならない

㉔ 仮設計画(11012)

  → 工事期間中における工事敷地内の仮設資料や工事用機器の配置などを示したもの

→ 工事がどのように進捗するかを具体的に図時すると同時に、これらと道路・近隣との取り合いについても表示し、近隣環境に支障のない施工計画であることが確認できるものでなければならない

→ 必要に応じて、その内容について監理者の承認を受ける必要有

→ 監理者の要求があれば、環境の保全並びに構造上の安全性を示す資料を添付しなければならない

㉕ コンクリートポンプ工法(14014)

コンクリートポンプからの輸送管にフレキシブルホースを使用する場合は、1mにつき水平換算長さ2mとしている

→ 圧送負荷を少なくさせるために、フレキシブルホースを使用するのは逆効果

㉖ 揚重運搬機械の選定(11014)

  揚重運搬機械の選定にあたって考慮すべき点は非常に多いが、基本的に考慮すべき事項は、建築物の概要(形状・高さ・構造等)。工期、立地条件。揚重資材、経済性等

㉗ 地盤アースアンカー工法(21014)

  切りばりで支える土圧や水圧を山留め壁背面の地盤中に設けた地盤アンカーで支える工法で、切りばり工法では安全性に問題があるような不整形な掘削平面の場合、敷地の高低差が大きくて偏土圧が作用する場合、掘削面積が大きい場合、山留変形を極力少なく抑えたい場合などには有効

㉘ 使用材料の選定(15044)

  工事材料のうち、品質性能でなく製品及び製造所が指定されることがあるが、この場合数社指定されている場合は材料が指定どおりのものであれば、請負者が選定することができる

  → この際、当該現場で使用するほかの材料と比べてバランスの取れた、いわゆる『均衡を得た品質』のものを用いるようにする

㉙ 産業廃棄物(13012)

  工事によって発生する産業廃棄物は、産業処理法などにより定められた基準に従い必要な処置をとる

  → 掘削などによって発生する建設発生土(残土)は、建設廃棄物処理マニュアルにおいても廃棄物処理法における廃棄物とは定義されていないが、コンクリート破片などの産業廃棄物を混入していれば、全体を産業廃棄物とみなされることがある

   → これらを混入していなくても、含水比の高い砂質土や軟弱な粘性土は残土受け入れ場所によっては汚泥とみなされ、産業廃棄物としての処理を行わなければならない

㉚ VH分離(14013)

  VH分離工法の一般的な施工手順は、プレキャストコンクリート柱型枠をクレーンでつり込み、鉛直部のコンクリート打ち込みを行う

    → その後、梁・床を取り付け水平部のコンクリート打ち込みを行う

アスファルト防水(14015)

  アスファルト防水において、下地は十分に乾燥していること、乾燥が不十分な下地に施工すると次のような欠陥が生じるので注意する

  1)プライマーの浸透が阻害されて、防水層が下地に密着しないばかりでなく、下地の水分が気化してふくれを生じる

  2)防水層の張りじまいなどの端部の付着が悪くなり漏水の原因になる

㉜ 工事用材料(20012)

  工事用材料について、設計図書に製品名及び製造所が指定されていたので、指定された材料の中から請負者が自由に選定する

㉝ 断熱(19023)

  断熱材現場発泡工法

  → 断熱施工現場でポリイソシアネート成分及びポリオール成分の2原液を混合し、吹き付け又は注入して発泡硬化させ、所定の厚土の継ぎ目のない断熱層を形成させる方法

    → 作業者は吹き付け作業中にワイヤゲージ等を用いて厚みを測定する

     → 所定の暑さに達していない個所は補修吹きを行い、逆に厚くつきすぎて表面仕上げ上支障となる個所は、カッターナイフなどにより表層を除去する

 

(2 )工程計画

① ネットワーク工程表(26011/27241/11015)

  クリティカルパス

  → 最も時間のかかる作業経路

   → この経路の通算日数が工期を決定する

  → フロート計算すると、トータルパス(T・F)=0になる、余裕のない作業経路

   →工期内に計画を完成するためには、クリティカルパス上の作業が遅れないように工程管理をすることが最も有効

   → フロート:時間的余裕

② 総合施工計画書(26012)

  工事の着手に先立ち、総合仮説を含めた工事の全般的な進め方や、主要工事の施工方法、品質目標と監理方針、重要管理事項等の大要を定めた総合的な計画書で受注者が作成する

③ 工程表の作成(27011)

  契約書の規定に基づく条件変更などにより、実施工程表を変更する必要が生じた場合

  → 施工などに支障がないように実施工程表を遅滞なく変更し、当該部分の施工に先立ち、管理者の承認を受ける

   → 当該変更部分の施工により前に承認を受ける

④ 仕上げ工事の工程計画(12013)

  仕上げ工事は、天候に左右されることは少ないが、関連職種が多くその工程が終了しなければ次の工程に移れないなどの間是も生じ、工期は遅れやすい

  → 作業を多く投入しても工期短縮を図りにくいので、工事をできるだけ重複させ、工期も十分見込むようにする

⑤ 躯体工事の工程計画(16022)

  躯体工事は、参加工程が限られている

  → 工期から遅れ気味の時には、その職種を増員し遅れを解消することができる

   → 仕上げ仕事程の余裕を見込む必要はない

  → 天候に左右されることが多く、場合によっては作業を中止せざるを得ない場合もある

  → 土工などは季節労働者的な要素も多い

   → 増減をあらかじめ考慮して工期の設定を行わなければならない

⑥ 鉄骨工事工程計画(12012)

  鉄骨製品を現場に搬入するための事前工程を要する事項は次のとおり

   1)積算・見積期間

2)見るメーカーへの材料発注と納入期間

3)工作図の作成と承認期間

4)原寸図の作成と承認期間

5)工場製作期間

6)製品の受け入れ検査機関

 

『文章でまとめる』には至っていないけど、勉強を始めている項目

 

1. 『施工』から、02-現場管理

2. 『施工』から、26-その他

3. 『計画』から、12-マネジメント

 

4. 『施工』から、23-見積・積算

5. 『計画』から、13-見積・積算

 

やっと、施工計画が終了しました。

在宅勤務も3週目が終了しました。

 

人生初の非常事態を経験していますが、

穏やかな日常を過ごしております。

 

『1Q NOTE』

 

今後もよろしくお願い致します。