1Q NOTE

独学で1級建築士を目指してみる記録

2020『1級建築士試験』勉強記録 108

2020『1級建築士試験』勉強記録 108

 

本日(2020年6月24日(水)) までにBLOGUP準備ができた内容は、以下です。

 

1.『計画』から、07-住宅・集合住宅 その3

  (1) 集合住宅

① 建築作品

  只今、準備中

② 現代建築

  只今、準備中

 

③ 用語

chicalog.hatenablog.com

 

④ 建築計画

chicalog.hatenablog.com

 

⑤ 住居形式

     1) なかろうかの計画において、廊下を東西軸とすると北向き住戸ができ、その住戸の日照条件が不利になるため、日照に配慮するためには、廊下を南北軸とし、各住戸が東西に面するような配置計画が望ましい(17102)

2) 51C型(23121)

   → 1951年度に設定された「51」とA、B、Cタイプのうち「C」タイプをもじった公営住宅の標準プランの型名で2寝室(親子の就寝空間の分離)と台所兼食事室(ダイニングキッチン、DK)からなる2DKの原型なり、戦後日本の集合住宅のモデルになった

3) 階段室型(17101)

   → プライバシーを守りやすくのべ面積に対する専用床の比率も高く保つことができるが、反面、日常的アクセス空間が単調となり、生活感に乏しくなりがち

   → 住戸へのアクセスが単調となるのを避けるため、階段をライトコートと組み合わせて計画する場合がある

4) リビングアクセス型(13104)

  → 各戸の表情を積極的に表に出すことを意図して、居間や食事室を共用廊下側に設けた住戸タイプ

5) 片廊下形式(16103)

  → 廊下の片側に面して住戸などが配置された平面の形式

→ 開口面に廊下が接するため、プライバシー・遮音・採光などの居住性能で劣るが、高密度化の要請から、間口狭小住戸を連続させた中・高層住棟に多く用いられてきた

 → エレベーターの設置効率は高く、ハンディキャップを負った居住者への適応に優れたタイプ

 → 廊下を開口部面より話した空中歩廊型の計画や今や食事室などを共用廊下側に配置した「リビングアクセス」の計画例も次第に増えてきている

  → アクセスが生活感のある空間になり、近隣コミュニティの自然な形成を促す可能性をより多く持った形といえる

6) 集合住宅における「順応型」プランとは、居住者のライフスタイルの変化に対応できるよう住戸内部の間仕切りなどを変更可能にした計画をいう

  → ただし、戸境壁の変更はできない

7) 一般的に共用廊下に面する部分にはプライバシー確保のため、大きな開口部を設けずに、居間や食事室についてはバルコニー側(共用廊下)に配置されるケースが多い

  → これに対し、「リビングアクセス型」と呼ばれる住戸プランニングにおいては、住棟内の良好なコミュニティを形成する目的で居間・食事室を共用廊下側にもうける。(16104)

8) 中層又は高層住宅のアクセス方式における階段室型を高齢者向けに改修するためには、共用廊下とそこに着床するエレベーターを増築する(21122)

  → その場合、玄関の位置を変更しなければならないケースがある

9) 共用廊下よりアクセスする住戸と専用階段によりアクセスする住戸とを組み合わせた「スキップフロア型」(17103/20093)

  → メゾネット形式の住戸を採用することで共用階段から非廊下階へのアクセスをなくすことが可能なため、住戸専用率を高くすることができる。

  → 共用廊下階以外の階においては、外気に接する開口部を2面設けることができる

10) ホール型の住戸構成(20094)

  → エレベーターホールや階段室などを中心に配置しその周りに住戸を配置する形式で、高密度な住戸構成がかのうだが、住戸によっては北向きや南向きに配置される場合もあるため、住戸間で包囲の条件(日照条件)に差が生じてします。

11) 中高層の集合住宅における「ツインコリドール型」は、一般に中廊下型に比べて採光、換気などの居住性は改善されるが、通路面積は大きくなる。

12) 集合住宅における「階段室型」は、共用の廊下がなく階段やエレベーターで直接住戸にアクセスする形式で、プライバシーを確保しやすい(21124)

  → 「ツインコリドール型」は、共用廊下からのアクセスのため、階段室型と比較するとプライバシーは確保しにくい

13) 「コア型・ボイド型」(17105)

  → 超高層住宅で多く用いられる形式

    → ホテルの客室のようにアクセス路に対して閉鎖的な住戸がうずたかく積層されるため、エレベーターホールや共用階段の近くにコミュニティの形成を目的として共用のテラス等を計画することが望ましい

14) 「L+D+K型」(13101)

   → 居間(L:リビングルーム)、食事室(D:ダイニングルーム)、台所(K:キッチン)のそれぞれの機能(用途)を分離・独立させた形式であり、客室をそれぞれの用途に応じて充実させることができるが、不十分な規模で形式的に分離させることは、生活の窮屈さにつながる

15) 「囲い込み配置(囲い込み型)」(15092)

   → 住宅地の配置計画で用いられる手法のひとつで、平行配置による住宅地空間の単調さを改善する方式として考え出されたもので、ひとつの広場を囲んで数棟の建物が配される

    → 中心は子供の遊び場や緑地などに利用する

⑥ 寸法

     1) 住宅の台所の調理台、流し台の高さは80~90㎝が一般的に(24064)

    → JIS A0017では、身長により80、85、90、95cmの4種類について定められている

2) 集合住宅のバルコニーの手すりにおいて、縦桟の手すりの内法間隔は、幼児の頭が入らないように内法間隔11㎝以下とすることが望ましい(22043)

  → 横桟や格子手すりは、子供が足掛けにして上る恐れがあるため望ましくない

 

 

その4に続きます

 

『1Q NOTE』

 

今後もよろしくお願い致します。