2020『1級建築士試験』勉強記録 107
2020『1級建築士試験』勉強記録 107
本日(2020年6月20日(土)) までにBLOGUP準備ができた内容は、以下です。
1.『計画』から、07-住宅・集合住宅 その2
(1) 集合住宅
① 建築作品
只今、準備中
② 現代建築
只今、準備中
③ 用語
④ 建築計画
1) 接地型住宅(22111)
→ 各住戸が土地に接する集合住宅のこと
→ 非接地型の住戸が一部にあっても、バルコニーなどを工夫することにより設置に近い雰囲気とした3階建て程度の集合住宅を「準設置型住宅と呼ぶ」
→ 集合住宅、特に設置型住宅において、共同で使用する私的共有空間(共用庭)を「コモンスペース」といい、不特定多数の使用を前提とした公共的な空間(パブリックスペース)としてではなく、当該居住者の日照やプライバシーの確保、居室から眺められるまとまった緑のスペースとして住環境の快適性を保持する空間となる
→ これを利用、共有することにより、居住者のよりよい近隣関係の構築に有効
2) 低・中層集合住宅や戸建て住宅において、光庭(ライトウェル)と呼ばれる外部吹き抜け空間を用いた場合、住戸の奥行きが深い場合にも通風・採光を得ることが可能となる(26134 / 16102)
→ 高層住宅においては、低層部にたいする通風・採光などが劣るため、必ずしも効果的とはいえない
3) 2段階供給方式(27132 / 19095)
→ 集合住宅において、第一段階に住戸の骨組みである「スケルトン」(躯体や共用設備)を。第二段階として、住戸専用部分の「インフル」(内装や専有設備)を供給する方式
→ スケルトンの耐久性とインフィルの更新制・可変性を生かすことにより、住まい手のライフスタイルやライフステージの変化に応じた住戸計画を行うことができる
4) ダイニングキッチン(DK型)(15095)
→ 台所と食堂の機能が一室に併存された室
→ 第二次世界大戦後、日本の住宅は封建制に対する否定の表れとして女性の家事労働の軽減がひとつのテーマだった
→ 北側にあった不台所は住宅の中心に移動し、合理的生活の解決策として、調理と食事をひとつの部屋で行うダイニングキッチン形式が多く計画された
→ 限られた面積を有効活用でき、いす式の生活、食寝分離に適合するが、団らんと就寝の場は重なる傾向がある
→ 公的供給住宅ではほとんどの形式を取り入れたため、いわゆるDK型は、戦後の日本の住宅に大きな影響を与えた
5) 鉄筋コンクリートの集合住宅では、一般に躯体よりも給排水管の方が耐用年数が短くなるため、設計当初において、配管交換のしやすさを考慮することは重要(11092)
6) 光井戸(Light well)と呼ばれる吹き抜けは、住戸の奥行きが深い場合でも通風と採光を得ることができるので、低・中層住宅の計画に有効(20095)
7) 日本の集合住宅の場合、市街地の高層高密度住宅地で800~1200人/ha、郊外の中層住宅で300~500人/ha、中層・低層住宅の混合開発で200~300人/ha、区画整理の民間分譲住宅で100~150人/haの程度の人口密度を設定する(15093)
8) 集合住宅、特に設置型住宅において共同で使用する私的共有空間(共用庭)を「コモンスペース」といい、不特定多数の使用を前提とした公的な空間(パブリックスペース)としてではなく、当該居住者の日照やプライバシーの確保、居室から眺められるまとまった緑のスペースとして住環境の快適性を保持する空間となる(17095)
→ これを利用・共有することにより、居住者のよりよい近隣関係の構築に有効
9) 高齢化社会に向けて良質な住宅の供給とストックのため、多様なライフスタイル、地域への定住志向、三世代居住なで、変化するライフサイクルに対応する住まいづくりが求められている(13102)
10) 阪神淡路大震災後のケア付き仮設住宅の経験から、自由で自立した個人の生活を前提に、日常生活の一部や生活空間の一部を共同化、共用化する「高齢者の共同住居」が公営住宅において、実践されている(13103)
11) 初期の集合住宅団地においては、一般に当時の日の日照時間から隣棟間隔が求められ、各戸に平等に日照時間が確保されるように南西する住棟が平行に配置されている(13105)
→ 日照時間的には、南面平行配置の場合、「隣棟間隔、建物高さ」が1/2以上になることが望ましく、プライバシー(特に視線)を確保するために隣棟間隔は20m以上として計画されることが多い
その3に続きます
『1Q NOTE』
今後もよろしくお願い致します。