1Q NOTE

独学で1級建築士を目指してみる記録

2019『1級建築士試験』勉強記録 034

2019『1級建築士試験』勉強記録 034

 

2019年7月28日(日)、2019年度の『1級建築士試験』学科試験を受験してきました。

今回の内容は、文字数が多く(4000字以上)、いつもより感情的(主観的)記述です。

 

勉強を始めた当初(2018年10月27日(土))、

本年の学科試験で合格することを目指して勉強を続けていましたが、

 

“アウトプット練習”どころか、

“インプット”が不完全なまま試験日を迎える事態になってしまったので、

当日は、来年(2020年)の合格に向けて、

世の中のどんな模試よりも、臨場感のある模擬試験を受けるつもりで受験してきました。

 

事前に予定していた、試験本番で行うこと・心構えは、次の事柄です。

□ 試験本番のタイムマネジメントについて検証する

□ 今まで勉強した項目について、自分の理解度を確認する

□ 試験本番の臨場感を体感して、来年(2020年)に備えて詳細を記録しておく

□ 試験は、途中で退場しない

□ わからない問題が7割以上だと予想されるが、来年の受験に備えての学習だと思って問題を解くようにする。→わからないなりに、時間の許す限り“マークシート塗り絵”にならないように答える。

 

で、実際の試験を受けての手ごたえ・気づき、

それらを基にした今後の勉強方針、

2020年に合格するためにすること、は以下の通りです。

 

※点数は低すぎるので、記載しません。

2020に目標達成できたら、

勉強成果の記録として記載する予定です。(予定です。)

 

タイムマネジメントについて】

以下、1限目、2限目、3限目に分けて、気が付いたことを記述します。

 

1.1限目(Ⅰ.計画、Ⅱ.環境・設備) 9:45~11:45 (2時間    (120分))

2.2限目(Ⅲ.法規)        12:55~14:45 (1時間45分  (105分))

3.3限目(Ⅳ.構造、Ⅴ.施工)     15:10~17:55 (2時間45分  (165分))

 

1.1限目(Ⅰ.計画、Ⅱ.環境・設備) 9:45~11:45 (2時間    (120分))

(1)時間はたっぷりある

(2)3巡以上できる。各巡の使い方は、以下の通りです。

① 1巡目:問題を確認しながら、問題集に解くための書き込みと、正答・誤答のマークを問題集にメモ。サラッとでいい。

② 2巡目:1巡目の見直しをしながら、マークシートへの転記していく。

2巡目になると、1巡目よりも落ち着いて冷静に問題を読むことができる。

③ 3巡目:マークシートの塗りミスがないか、確認。

④ 4巡目以降:問題の誤読や誤解答がないかを確認。

→4巡目以降の注意事項:試験特有の空気感で、惑わされて選んでいた正答を書き換えてしまうようなミスに注意。問題をきちんと読むこと。大きな問題の誤読さえしていなければ、ファーストインプレッションが正しいことを信じること。勉強してきた自分を信じること。

 

2.2限目(Ⅲ.法規)        12:55~14:45 (1時間45分  (105分))

(1) 筆者の体感は、この時間は「時間との闘い」である

(2) 来年に向けて考えた時間の使い方は、以下の通りです。

① 7.5分:問題確認

② 前 40分:後ろから解く

③ 中 10分:計算系・得意分野・これは解ける 問題を解いておく

④ 後 40分:前から解く

⑤ 7.5分:マークシート塗り絵 / 名前・受験#誤記チェック / 塗り絵をした問題の正答できそうな問題を解いて1点以上の点数UPを図る。

(3) 今年合格(予定)できたひとの話だと、30分ほど余って見直し時間があったらしいので、状況をヒアリングしてみました。

① 準備ができていた。
 → 問題1問見るごとに、何をすればいいか、法令集のどこを引けばいいか、瞬時に判断できる状態だった。
 → 問題を見て「違うこと言っている気がする」と思った時に法令集を引いて確認した。確認して思った通り違っていたら、マークした。
 → 消防法と構造の問題は、4枝全部に表などの該当番号をメモし、4枝いっぺんに見比べながら回答した。
 → 余った30分間の見直しで1点稼ぐことができた。
② 昨年までは・・・(この人は、今年が5回目の受験だったそうです。)
 → 問題1問見るごとに、「あー、これどうだったけ」とおもいながら法令集を引いていた。

 

3.3限目(Ⅳ.構造、Ⅴ.施工)     15:10~17:55 (2時間45分  (165分))

(1)時間はたっぷりある。けど、疲労感もある。

(2)3巡以上できる。各巡の使い方は、以下の通りです。

① 1巡目:問題を確認しながら、問題を解くための書き込みと、正答・誤答を問題集にメモ。サラッとでいい。

※1限目と異なるのは、焦りや緊張感より、脳の疲労感の方が強くなる。

疲労感によって、間違った回答へ足を引っ張られそうになるので、頭を適度に休めながら進めていくこと。時間はたっぷりある。

② 2巡目:解けそうな計算問題を解いてみる。(ここで深追いは禁物。サラッとだけ、解いてみる)解けたら、問題集に答えをマーク。1巡目の見直しをしながら、マークシートへの転記していく。

③ 3巡目:2巡目でマークシートにマークしたものの塗り間違いがないか確認。2巡目で問題集に答えをマークした問題を確認しながら、マークシートにマークを転記する。2巡目で解けなかった問題を解く。

④ 4巡目以降:時間が許す限り、3巡目までの工程を繰り返しながら、問題を解く。

最終的に解けない問題は、諦めて、マークシートの塗り残しは絶対にないようにする。

(3)3限目は、時間はたっぷりあるので、疲労感を休めながら進めてよい。蓋が閉まる飲み物(正式な記述の確認はしていないけど、アルコールはもちろんダメなはず。) の持ち込みは認められているので、3限目用に、テストを受ける自分にとって、リラックス効果のある飲み物を持参するのも、対策として有効かもしれない。

トイレへは試験中も行けるので、間でトイレ休憩するのもいいと思う。

 

【受験して思ったこと(順不問・箇条書き)】

① 本当に過去問をやり込めば、合格点に達せそう。見覚えのある問多数。

→合格物語PDF等の記述箇所が頭によぎるので、確認したい気分になる

② 直前に見た知識も、思っていたより役に立つ

→2020は、直前1週間、休みをもらおう。

③ 実例課外学習から、2問、そのものが登場、1問、関連問題が登場。

・・・正直びっくり。ただの偶然です。

強いて言うならば、時事ネタに気を遣うのは基本、ということですかね。

因みに該当記事は↓↓です。

・三重旅行の記事から、伊勢神宮と海の博物館が出題されました。chicalog.hatenablog.com

 

・九州旅行の記事から、ロサンゼルス現代美術館 1986

chicalog.hatenablog.com

 

④「常識問題じゃん」が結構ある。→過去問の達成度で、これは増えると思う。

⑤ 試験会場が極寒だった。上着は絶対持参すべき。

⑥ 新問と思わしき問も8~9割、過去問の習得で対処できそうだと感じた。

⑦ 2020年に向けて、問題集に図を書き込みまくれるように過去問を攻略するのみ。

⑧ 2019年は、本当に悔しい結果になった。

→準備の仕方次第で、初年度合格も十分狙えた試験内容だったと思う。

⑨ 過去問も、当日の問題も、4択ではない。一問一問、きちんと答えること。

⑩ 2限目(Ⅲ.法規)は、本当に疲れる。

法令集全体の構成を頭に入れるべし。

法令集は、来年もTACでいこう。

⑬ 今回の失敗(勉強まにあわない→不合格)で、肝が据わった気がする。(なんか、開き直った。)

⑭ 合格するためにやるべきことが、とても明確に自分の中に落ちてきた。

⑮  学科複数回受験者に聞くと、9割(推定)の人が、

「合格した年が一番緊張したし、1点の重みを感じながら解答していた。」

と、同様の発言をしているので、模試を利用して各勉強進捗度毎の緊張感や1点に対する執着心の変化にも気を配りたいと思っています。
(実際は、そんな余裕持てない可能性が高いですが、せめて緊張感と欲のせいで数点差で不合格みたいなことにならないように心身のコントロールをするように心がけたいです。)

⑯ 来年以降、社会人は不利になるみたいな話は聞くけど、そんなことはない気がしている。そんな、他人の戯言は気にしないで、自分のやるべきこと、できること、をやるべし。

 →理由①:新卒受験組全員が準備万端で試験を受けるわけではない

理由②:若年層の国語力が恐ろしく低い事実

(過去問攻略でどうにかできるレベルではないことを、日々、感じる)

(この事実は、新問や応用問題への対応に差が出ると思う)

理由③:試験について知っている(事前に得られる)情報や知識は、新卒も社会人もかわらない。

理由④:どんなに制度が変わろうと、問題の出し方が変わろうと、結局自分との戦いでしかない。今年落ちてしまったのだから、来年受かるように前進するしかない。

 

 

【2020年の試験で合格するためのTo Doリスト】

(1) 2019年内のTo Do

① 合格物語(PDF資料) 項目洗い出し

② 合格物語(PDF資料) 問われること/ Q TYPE / TODO 洗い出し

③ ↑ノートにまとめ (詳細は書けませんが、試験合格以外の目的もかねて、行っています)

④ ↑TEXT化 (詳細は書けませんが、試験合格以外の目的もかねて、行っています)

⑤ ↑BLOG UP (詳細は書けませんが、試験合格以外の目的もかねて、行っています)

⑥ 問われること・TODO一覧作成

⑦ TODO数カウント・メモる、項目ごとに1問づつ問題を作ってみる

⑧ 合格物語(PDF資料)全部解く(時間の許す限り、3回以上目標)

⑨ ↑間違った問カウント(時間の許す限り、3回以上目標)

⑩ ↑の間違った問が多い項目からTODOやる&問題繰り返し解く

(1問あたりの時間はかけない) (時間の許す限り、3回以上目標)

⑪ 学習には、halu-ieさんのブログ、TACブログ、合格物語WEB講義、建築士.comなど、適宜活用

法令集を開きながら、法規の問題を解きながら、法令集マップを描く(最終的に頭の中に浮かぶように)

⑬ halu-ieさんおすすめの力学本購入

⑭ 力学全問解き方整理(おすすめ本・合格物語講習会資料とメモを活用)

⑮ ウラ本改訂版仕入れる(書籍か、内容改定ページのダウンロードか)

法令集購入(2020 TAC)

⑰ ↑アンダーライン(改正箇所に気を付けながら)

⑱ ↑インデックス(改正箇所に気を付けながら)

 

(2) 2020年内のTo Do

① 市販(NかS)の「要点整理」「厳選」「過去問」を各3周

→目的:合格物語(PDF資料)と視点を変えて、冷静に対処できるようにする)

(法規の改正に即した問題を確認しておく。)

(時間的に厳しそうなら合格物語(PDF資料)の攻略を優先する)

② 模試を受ける(今年はどれも受けれなかった。受けるレベルにまで達することができなかった。)(受けようと思ってる模試:T、N、S、U×2(頭文字から察していただけると助かります。))

③「合格物語(PDF資料)」「要点整理」「厳選」「過去問」「模試(×5(予定))」の出来ない問題・間違える問題を減らす(なくすのが最終目標)

 

書き出すと結構膨大な量です。

でも、書いておかないとそのうち忘れそうなので、

忘れても、戻ってこれるように記録しておきます。

この量を実行するのは容易ではないことは想像に容易いですが、

適宜テストまでの期間を考えながら、ToDoを更新していきます。

2020『1級建築士試験』勉強では、

常に“学科テストに合格すること”を念頭にToDoを更新していく予定です。

 

モチベーションコントロールをうまく行いながら、

上記のTo Do達成していきたいと思います。

(試験1週間前にモチベーションの最高潮を迎えられるようにするのが目標です。)

 

2018年10月27日(土)からの総勉強時間は520時間でした。

毎日勉強を続けることができました。

モチベーション低下時にもできる勉強方法を会得しました。

“辛い・逃げたい・辞めたい”という感情がわかない勉強方法を会得できました。

モチベーション低下を回避する日々の勉強時間・方法も見つけました。

 

2020年の試験は、オリンピックがあったり、試験制度改革1年目に当たったり、割と大きな法規の改正が反映されそうだったりと、これまでの試験と異なりそうな部分も多そうなので、独学なりにアンテナをしっかりはって、情報を得るように心がけます。

 

とにかく、合格するために日々勉強を重ね、

冷静に情報を集め、判断し、適切に準備するしかありません。

 

楽しい日常を過ごしながら、合格に向けて行動していきます。

 

結果が振るった方も、振るわなかった方も、お疲れ様でした。

結果が振るった方、製図試験のご健闘を!

結果が振るわなかった方、お互い、この結果をより良い未来のための糧にしていきましょう!

 

次回のUPより、通常の勉強記録に戻ります。

次回より、タイトルを

2020『1級建築士試験』勉強記録 NNN

にします。(末尾3桁の数字は2019からの通し番号とします。)

 

『1Q NOTE』

 

今後もよろしくお願い致します。